バブル時代のリラックス
ガムを噛む時の目的の一つとして、「リラックスすること」があります。
緊張状態を解くために大リーガーやパイロットがガムを噛むことをヒントに、ロッテ中央研究所ではストレス社会に生きる現代人に対し、α波のリラックス作用をクイック&ロングに発揮するガムを開発することになりました。
興奮したり注意力を集中したりすると、頭の中にβ(ベータ)波がでます。
昼間仕事している時がこの状態です。
これに対し、精神的に安定しリラックスするとα波という脳波が多くなります。
ストレスを解消するためには、このα波をいかに多く引き出してやるかがポイントなのです。
ラベンダーの香りが情緒を安定させるといわれるのでこれを配合し、また、漢方の世界ではカノコ草が沈静効果が高いといわれていました。
薬品をガムに使うことはできないですが、漢方ならできるので、これも配合し、より機能性を高めました。
味の基本は『ロブ』と同じで森の香でしたが、これは嗜好が二分化されます。
そこで嗜好性をもうすこし引き上げようと途中で味を変えました。
これが出たのがあたかもバブル経済のまっただ中。
味が受け入れられなかったせいか、ある時から味がまろやかに変わったのを覚えています。
同年、アセロラガムも発売。
ガムは常に新しいものを導入しないと飽きられます。
アセロラも、それ自体は酸っぱくて食べられませんが飲料などに利用されていました。
これも希少性があるということで、またビタミンが豊富でヘルシー志向とマッチしたことからアセロラガムが誕生したのだそうです。